【文字校正のフィードバッグに注意!】「たり~たり」の並列用法の正しい使い方と文法解説

・HOW TO

今回は、文法でよく間違えられる「~たり」の書き方について紹介します。「~たり」は、遊んだり、食べたり、飲んだり、と文章を続けるときによく使用します。しかし、文章で書くには使い方があります。今回は、「~たり」の基本的な使い方を紹介。例文を交えながら、「~たり」を使わずに執筆する方法も紹介します。

「~たり」の基本的な使用方法

放課後は公園に行ったり、塾に行きます。

このように文章をよく見かけると思います。しかし、これは間違い。

「たり」を並列の関係で表す場合は、1文のなかで「~たり、~たり」と2回繰り返すのが基本です。

放課後は公園に行ったり、塾に行ったりします。

公園に行くことと、塾に行くことが同日の並列にある出来事なので、「~たり」のあとはもう一度「~たり」としなければいけません。

これが基本的な「~たり」の使い方です。「たり」を使ったあとは、もう一度使うことを念頭に入れておきましょう。フリーライターの文字校正のフィードバッグでも一番注意が多いです。

「~たり」を1回だけ使う用法

2回使うのが基本だと書きましたが、「~たり」には1回しか使わない場合もあります。それは、並列以外で使う、「例示」の用法といいます。

例示とは、

「~たり」と喩える例はいくつかあるけれど、全部を列挙するのが難しい場合、ハッキリとは言い切れない場合に使う「~たり」は、例示にあたるので1回でOK。

Before:「明日は企画書を作成したいけど…忙しいかなあ。」

After:「明日は企画書を作成したりしたいけど…忙しいかなあ。」

BeforeとAfterのちがいは、「企画書作成する以外にもやりたいことがあるか」が文面から伝わるかどうかです。後者の「したりしたい」は、他にもやりたいことがあるなかで、企画書を優先的に作りたいという意図が伝わるのがポイント。

■「たり」を別の言い方に言い換えるには

例えば、

コンビニで軽食や飲み物を買ったり、図書館で勉強したりできます。

「買ったり」を使ったので、後半に「勉強したり」と「~たり」を2回繰り返しましたが、文章として「勉強したりできます」の部分がしっくりきませんよね。

「勉強したりします」と変えても、文章がおかしいです。

このように、「~たり」を繰り返し使用したくないときは、別の言い方を考えるのが一番です。

Before:コンビニが近いので軽食や飲み物を買ったり、図書館で勉強したりできます。

After:近くのコンビニで軽食や飲み物を買って、図書館で勉強します。

Afterのように文章をまとめると読みやすくなります。

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